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コンクリートに模様付け!型枠シートで木目などおしゃれなデザインに

コンクリートに模様を付けておしゃれに仕上げたい!そんなときに便利なのが型枠に貼るだけで使えるプロコンシートです。デザイン性だけでなく、コンクリートの耐久性も向上!その特長について、スタンプコンクリートなど、他の方法との違いも交えながら紹介していきます。
目次
型枠に貼るだけで、簡単に模様付けができるプロコンシート。

プロコンシートは、コンクリートの型枠に貼って使う、養生機能を備えた吸水シート。プロコンシートにはいくつかの種類がありますが、このうち模様付けができるのが「アート工法」です。エンボス加工で柄が施されており、コンクリートに立体感のある柄を付けることができます。コンクリートの打設時に型枠に貼るだけと、使い方は簡単!コンクリートを養生しながら模様付けができるため作業効率が良く、工期短縮にもつながります。また、シートは複数回使うことができ、コスト面でもメリットがあります。

●施工の流れ
【1】コンクリートの型枠にプロコンシートを貼る


【2】コンクリート打設を行い、数日後に脱型する


【3】コンクリートに柄が転写された状態に!

模様を型押しするスタンプコンクリートとの違い
スタンプコンクリートとは、コンクリートに模様のついたスタンプで型押しをする工法。舗装や駐車場など外構の床面に使われることが多く、凹凸のある自然な風合いで柄のバリエーションもあります。ただ、施工業者が限られたり、業者の技術に左右される場合もあります。その点、プロコンシートであれば、施工が簡単で扱いやすいのも特長です。
塗装で表面に模様をつけ、レンガなどを再現する方法との違い
コンクリートの上から、レンガや石畳などの柄を塗料で描く方法もあります。DIY向けでは、ステンシルシートと呼ばれる模様付けに使う型紙を使う方法も。手軽ではありますが立体感は得られず、リアルさでは劣ってしまいます。プロコンシートであれば、手軽に使えて立体感のある風合いに仕上がります。
杉板の型枠を使って、木目柄をつける工法との違い
木目柄を付ける場合、「杉板型枠コンクリート工法」などの名称で呼ばれている、杉板を使った手法が知られています。この場合、木目に立体感を出して強調する浮造り(うづくり)加工をした杉板を使用。さらに杉板の側面には、凹凸をつけて杉板をつなぎ合わせられるようにする本実(ほんざね)加工を施す必要があります。そのため、技術力が必要となりコストも高めの傾向。プロコンシートにも木目を再現した柄があるので、「杉板型枠コンクリート工法」の代用として使えば、コストや工期を抑えられます。
プロコンシートなら、デザイン性だけでなくコンクリートの耐久性もアップ!

コンクリートに模様が付けられるだけでなく、コンクリートの耐久性も高めるプロコンシート。また、平滑で美しい表面に仕上がる点でも、意匠面でのメリットがあります。
ピンホールやボイドを低減し、美しい仕上がりに!工期も短縮
型枠に貼ったプロコンシートが、型枠周辺の気泡やコンクリートの余剰水を吸収。滑らかで美しいコンクリート表面に仕上がります。わずかなピンホール補修程度の表面処理で済むので、省人化や工期短縮にもつながります。
●コンクリートの表面比較

※模様のない「一般型枠用」プロコンシートでの比較写真です。
●断面の拡大写真

凍害から守る
凍結による水分の膨張に耐えることで耐凍害効果を発揮。プロコンシートの有無によるコンクリート性状の比較を行なった試験では、シートなしに比べて耐久効果を2倍以上向上。シートなしの方は粗骨材まで露出していますが、プロコンシートを使用した方は健全な状態を保っていました。

塩害から守る
塩分浸透性試験では、鋼材腐食の発生を約1.7倍遅延、塩分拡散係数を約32%低減!塩分の浸透を遅らせ鋼材を腐食から守ります。

中性化から守る
中性化を抑制し、鉄筋の防食にも効果的。促進中性化試験では、中性化を約1.3倍遅延、中性化速度係数を約32%低減という結果となりました。

エクステリアにも屋内での施工にも!壁面や床面に使える多彩な柄。
建物や外構等のデザインテイストや、用途に合わせて使い分けられる、様々な柄をご用意しています。
●ラインナップ





ビルの内装やマンション共用部の壁面・床に
壁面に模様を入れてアクセントをつけたいとき、床面に素材感を出したいときにも活躍。高級感もプラスできます。

【本実柄施工事例】
新築マンションのエレベーターホール壁面での採用事例。木目柄を施すことで、通常のコンクリート打ちっぱなしよりも温かみのある雰囲気に仕上げています。
駐車場、アプローチなどの土間部分に
建物のアプローチやファサード、駐車場・ガレージなどのコンクリート土間部分に、模様を付けておしゃれに演出!マンションや住宅に使う際も、ご要望に合った柄が選べて、個性をプラスすることができます。
エクステリア、外構、ガーデンの塀や舗装部分に
コンクリート製の塀や門扉周りのほか、外構の舗装部分にもおすすめ。実際の杉板を使った本実仕上げでは塀への施工事例も多く、その代わりにプロコンシートの本実柄をお使いいただければ、手軽に木目柄が付けられます。また、舗装部分に使って表情を出したいときも、石材等に比べると扱いやすく、施工がスムーズです。
プロコンシートのご購入のほか、改修時の工事もおまかせください。

プロコンシートの詳細は、商品ページに記載しております。また、プロコンシートには、コンクリートに模様付けができる「アート工法」以外にも、コンクリートの品質改善のための「一般型枠用」「天端用」「タイル下地用」といったラインナップがございます。こちらの詳細についても、商品ページでご紹介しています。
未来建築研究所では改修工事のご依頼も承っておりますので、プロコンシートを使った建築・土木改修の施工もおまかせください。