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アスベスト飛散防止剤は、石綿粉塵を化学の力で抑制するタフマックスNeo

アスベスト飛散防止剤の施工風景

未来建築研究所のアスベスト飛散防止剤MS-90Aは、環境配慮型塗料タフマックスNeoシリーズのひとつ。化学の力でアスベストを強力に封じ込めるほか、基材の強度も向上。国土交通大臣認定を取得した安心の品質です。その特長について、詳しくご紹介していきます。

化学の力で強力に封じ込めて、アスベストの飛散を防止。

アスベスト飛散防止剤MS-90Aは、高い封じ込め効果が得られる水性セラミックコート剤です。MS-90Aを塗布した部分は、化学結合によって石綿の結晶構造が変化。吹付アスベスト、スレート建材などの、アスベスト封じ込め工事にお使いいただけます。

塗布後、すばやく湿潤・固化し飛散を抑制

アスベスト固化の状態

水に濡れにくいアスベスト繊維ですが、浸透性に優れたMS-90Aなら、塗布と同時に深部まで浸透して化学結合。針状のアスベストが束状や塊状になり飛散を防ぎます。

国土交通大臣認定を取得した、信頼できる製品

アスベスト対策工事は、現場スタッフや建物を使う人の健康にも関わる作業。確かな品質の製品を選びたいものです。タフマックスNeoのMS-90Aなら、石綿飛散防止剤として国土交通大臣認定を取得。安心してお使いいただけます。「どのメーカーの製品を選べばいいのか分からない」という方もにもおすすめです。

大臣認定証
大臣認定証
大臣認定証

劣化したセメントの強度も向上

古い建物での工事の際は、基材のセメントが劣化している場合もあるかと思います。そんなときも、MS-90Aならアスベストの封じ込めと同時に、セメントを強化する効果も。劣化セメントの主成分である「水酸化カルシウム」と化学結合し、耐久性、耐水性、耐薬品性に優れた「ケイ酸カルシウム」を形成。表面硬度のほか力学的強度や吸水性なども改善され、中性化や塩害、酸性雨などで劣化しているセメント基材を補強することができます。

セメント強化の仕組み

安全性や環境に配慮した水性・無機の処理剤

MS-90Aの主成分はシリカ。シリカは炭素を含まない無機物なので、CO2削減にもつながります。また、溶剤にシンナーを使わず、水で希釈できる水性なのでVOCの発生も抑制。シンナーを使わないことにより、施工時の臭いや引火の心配も抑えられます。作業スタッフだけでなく、周辺を通る人の快適性・安全性にも優れています。

環境にやさしい
引火や臭いを防止

作業効率が良く、工事期間を短縮できる。

乾燥が早く、指触乾燥までの時間は約2~3時間(完全硬化は約12時間)。施工時間が短縮できるので、現場の作業効率化にもつながります。MS-90Aのみを塗布した場合はアスベストが含侵固化した状態となりますが、着色コート剤・MSA-1000Gを上から塗布する場合は、表面層固化と着色も可能です。MSA-1000GもタフマックスNeoシリーズの水性・無機塗料で、乾燥性に優れています。

アスベスト飛散防止剤MS-90Aの使い方

養生や損傷部の調査を実施した後、MS-90Aを原液のまま、スプレー吹付やローラー・刷毛等により塗布します。塗布する量は、基材の吸い込み量により異なります。含侵復元固化のみの場合は、乾燥させて検査・確認を行えば完了。含侵復元固化に加えて、表面層固化と着色も行う場合は、MS-90Aの上に着色コート剤MSA-1000を2回重ね塗りします。

MS-90A標準使用量】
劣化スレート板  0.15〜0.3kg/㎡
吹き付けアスベスト  1.0〜1.5kg/㎡
※吹き付けアスベスト40mmの厚さに対し

公共施設や大規模施設での採用実績も!

公民館などの公共施設でも採用されている信頼の実績。スーパーや大規模な物流配送センターといった施設でも、採用いただきました。

公民会施工前
Before
公民館塗装風景
散布の様子
公民館施工後
After

アスベスト調査や封じ込め工事、アフターケアまでのトータルサポートも可能。

未来建築研究所では、アスベスト飛散防止剤の販売だけでなく、アスベストの事前調査や、封じ込め工事、アフターフォローまで一貫して承ることも可能。当社のリニューアル事業部にて、建築・土木・設備等の改修におけるコンサルティングや、調査・設計・施工・アフターフォローのトータルサポート事業を行っており、アスベスト関連工事についてもご相談をお待ちしております。
また、アスベスト関連工事に限らず、工場などの産業施設や公共施設、マンション・ビル等の改修に伴う様々な工事に幅広く対応。騒音・振動・排水といった近隣への対策も含めてご提案する点も、リニューアル事業部の特長です。

トータルサポートの流れ

アスベスト飛散防止剤MS-90Aの詳細は、製品ページにも記載しております。製品やトータルサポートに関するお問い合わせもお待ちしております。

製品ページはこちら

また、アスベストの封じ込め工法と囲い込み工法や除去工法の違いに関して紹介した記事もございますので、併せてご覧くださいませ。

工法に関する記事はこちら